創業50年、老夫婦で営む最高すぎる大衆食堂「太洋軒」の店主・関田洋さんがつくるめちゃうま餃子。今回は満州出身だという関田さんのお父上(お母様の再婚相手)から学んだという独特の餃子の包み方を教えてもらいました!
① 餡と皮を用意する
キャベツやニラなどが入った餡と皮。どちらも自家製。餡の水分はあえて絞らない。関田さん曰く、「よく分からないけど、その方がジューシーになると思うんだよなぁ」
② 皮に餡を包んでいく
関田さんの手打ち皮は生地に油を混ぜてあるため、ツルッとのど越しよく仕上がる
③ 餡を乗せた皮を右手首の上あたりに置く
太平洋戦争で戦死したお父さん。お母様の再婚相手が満州出身で、その“二番目のお父さん”が自宅でよく作ってくれたという餃子が、関田さんの餃子の原点だとか。「教えてもらったというより、見て学んだ」と関田さん
④ 左手の親指、中指、薬指で皮を支えつつ
「ずっとこういうやり方をしてきた」と語る関田さん。その手際の良さは75歳になった現在も健在
⑤ きゅっと折り返す
「なんていうかさ、こう、クルッとさ。オレも親父がやってるのを見よう見まねで覚えたから上手く説明できないけどさ」と関田さん。
⑥ キュっと包む
折り返す際、左手の親指、人差し指、中指を使い、皮の縁をすぼめながら軽く力を加える。
⑦ 左手の腹全体で形を整える
ひだを作らず包みこむ!
⑧ 完成
1個あたり5秒もかからない早業! 「自己流、自己流。こんなやり方でやってる人なんていないんじゃないの?」(関田さん)