夏目雅子さんも“虜”に?
高崎市郊外で見つけた
奇跡の料理人の中国料理店
高崎市吉井町の田園風景広がる道路沿いに、かな〜り本格的な北京料理を出す名店があるという。基本、大皿料理がメインで、いずれも味は抜群。それもそのはず、この店のご主人は東京・目黒の「雅叙園」で修行経験のある実力者だとか。しかも、某人気メニューは、あの名女優・夏目雅子さんも愛したというのだ。なぜ、吉井にそんなすごい店があるというのか。これは取材しなければ……。
(取材/絶メシ調査隊 ライター小山田滝音)
山形出身、40越えて高崎へ
…で、なんで吉井でお店を?
「高崎市中心部からちょっと離れた吉井町というエリアに、本格北京料理の店があるというだけで心がざわついてしまうわけですが…まずはご主人の料理人として経歴を教えていただけますでしょうか」
「飲食店だけでも重労働なのに、ナイトクラブでも…いつ寝てたんですか」
調理場に入ったら別人!
包丁さばき、鍋使いがエグい!
長四郎さんの経歴〜郷華の創業当時のお話をざっくり伺ったので、早速、調理をしていただこう。長四郎さん、よろしくお願いします!
……って、厨房に入った瞬間、長四郎さんの表情が一変。
超カッコよくなってしまった!
顔だけじゃない。
写真では伝えきれない、見事な包丁さばき。
速ぇ!
そして出来上がったお料理がこちら。
クラゲと豚チャーシューと鶏肉の「三拼盛」
ここから怒涛の北京料理攻撃!
「油淋鶏」(鶏唐揚げ甘辛ソースかけ)
矢継ぎ早にくるお料理を食べた小山田、端的に言います!
「高崎に住んでて、ここに来ないのはありえないっす!」
「什景湯麺(五目そば)」
&
「蝦仁湯麺(エビそば)」
「後継者は作らない」と宣言
ただ料理を楽しんでほしい
取材/小山田滝音
撮影/今井裕治