ホルモン焼き屋の名店の店主・原田和男さんが教えてくれたのは、山木屋の看板メニューにして、食べたものを確実に虜にするという「バクダン」。ラム肉に大量のすりおろしニンニクを絡めて、炭火で網焼きにするシンプルな料理だけに、是非、ご自宅やアウトドアでチャレンジしてもらいたい!
① 炭を七輪に移して火を起こしておく
「ホルモンや焼肉は、余分な脂が落とせるからやっぱり炭火がおいしいんさ。でも煙でもくもくになるから、家庭ではやらない方がいいかもね(笑)」
② ラム肉をカット
「うちでは卸問屋さんにお願いして、ニュージーランドやオーストラリア産の新鮮なラム肉を仕入れてるんさ。これを切れ味のいい包丁で、ひと口大のサイズに手早く切っていきます」
③ 下味をつける
「カットしたラム肉は、塩と胡椒で下味をつけます。全体的に味が染み渡るように、しっかりとまぶしておくとよいでしょうね」
④おろしニンニクを山ほど入れる(量はお好み)
「おろしニンニクは、“これでもか”ってくらい入れた方がおいしくなると思うよ。次の日のことを考えずに、思い切り入れてみてもいいんじゃないかな」
⑤ ラム肉とニンニクを混ぜ合わせる
「しっかりと混ぜ合わせて、ラム肉にニンニクの風味を行き渡らせておきます。ここでも次の日のことなんか、気にしちゃいけないよ~」
⑥ 熱々の七輪で焼く
「七輪の網が温まったらバクダンをめいっぱい並べていきます。片面にやや焦げ目が付いたらひっくり返してまた焼く、ただこれだけ。う~ん、ニンニクの匂いがたまらないね! この時も煙は気にしちゃいけないよ~」